はじめに
いろいろと調べていくにつれて、「お金」のこと全然理解していないことに気づきました。そこで、簿記を通じて「お金」について学ぼうと思いました。本を買って読んでもどうも勉強した気になったただけでなかなか身になっていないことが多いので、せっかくブログを始めたので、自分なりに解釈してまとめてみようと思います。初心者が一からまとめることで、同じような方に有用な情報になればいいなぁと思います。
簿記とは?
簿記(ぼき、英語: bookkeeping)とは、企業などの経済主体が経済取引によりもたらされる資産・負債・純資産の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用を記録することである。より平易な言い方をすると「お金やものの出入りを記録するための方法」である[1]。記帳方法によって単式簿記と複式簿記があるが、今日では、産業革命以降、企業の大規模化に伴い一般的な記帳方式である「複式の商業簿記」を指して「簿記」と称することもある。簿記の種類には商業簿記、工業簿記、銀行簿記、農業簿記などがある[2][1][注釈 1]。簿記は、会計学よりも会計における実務に近い部分を担当する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B0%BF%E8%A8%98
要は、「企業の経営活動を帳簿に記録すること。記録するための手法」といったところでしょうか。イメージ的には家計簿のスケール拡大版のような感じで解釈しました。その中でも簿記にも種類がありますが、今回は商業簿記(複式簿記)について学んでいきます。
単式簿記/複式簿記
では、「単式簿記」と「複式簿記」の違いは何なのでしょうか。
単式簿記
単式簿記(たんしきぼき、英語: Single-entry bookkeeping system)とは、簿記的取引をただ一つの科目に絞り記録・集計する記帳法のことをいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E5%BC%8F%E7%B0%BF%E8%A8%98
資金の収支や債権・債務などの一部の項目のみ記録するもので、町内会の会計や家計簿等で用いられることが多い。上で、「簿記は家計簿のスケール拡大版」と書きましたが、正確にいうと「複式簿記は家計簿のスケール拡大版」ということのようですね。
複式簿記
複式簿記(ふくしきぼき、英: Double-entry bookkeeping system)とは、簿記において、全ての簿記的取引を、その二面性に着眼して記録していき、貸借平均の原理に基づいて組織的に記録・計算・整理する記帳法のことをいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%BC%8F%E7%B0%BF%E8%A8%98
ふむ。わからん。複式というくらいなので、単式簿記と違って複数の視点でお金を捉える必要がありそうなことがわかります。「貸借平均の原理」に基づいているらしいので、これを知らないことには理解できなさそうですね。
貸借平均の原理
貸借平均の原理(たいしゃくへいきんのげんり)とは、複式簿記において、仕訳帳や総勘定元帳などの借方の合計と貸方の合計が常に一致するという原理である。
貸借対照表等式および損益計算書等式から導かれる
資産 + 費用 = 負債 + 純資産 + 収益
という等式を根拠としている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86
なるほど。「単式簿記」は「収入」、「支出」をただ事実を記述していくだけに対して、「複式簿記」はお金を「資産」、「費用」、「負債」、「純資産」、「収益」に分類して、その流れを記すことで経営活動を明確に把握することができるということのようです。
ちなみに、それぞれの定義についても以下にまとめてみます。
用語 | 説明 | 例 |
---|---|---|
資産 | 企業が経営活動を行うために所有している 現金・商品・建物・備品等や商品を掛けで販売したり、 取引先の企業に現金を貸し付けたりしたときに生ずる債権など | 現金 商品 建物 備品 売掛金 |
負債 | 企業が経営活動を行いうために商品を掛けで仕入れたり、 銀行などから現金を借りたりしたときに生ずる債務など | 借入金 買掛金 |
純資産 (資本) | 資本主(店主、株主)の出資分及びその増加分のこと。 資産総額と負債総額の差額。 | 資本金 |
収益 | 企業の経営活動お結果として資本が増加する原因。 | 商品売買益 受取手数料 受取利息 |
費用 | 企業の経営活動の結果として資本が減少する原因。 | 給料 支払家賃 支払利息 |
「資産」、「負債」、「純資産」は「貸借対照表」に使用し、「収益」、「費用」「損益計算書」を作成する際に使用する。
おわりに
今日のところはここまで、とりあえず「簿記」とは何なのか。ざっくりと勉強してまとめてみました。会計用語の説明みたいになってしまい、文章ばかりになってしまいましたが、
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